全国統一小学生テストは終わった後が大事【復習】

全国統一小学生テストに限った話ではありませんが、、、テストは何点取ったかということよりも、どこを間違えたのか?何が苦手なのか?を発見し、見つかったウィークポイントを復習することが大事になってきます。

今回は、先日、報告した息子の結果(自己採点)をもとに、テストで間違えたところをどう活かすか?を記事にしたいと思います。

また、前回の記事で全国統一小学生テストに関する質問を受けたので、今回の記事で私なりの答え=考えを記したいと思います。

ウィークポイントの見つけ方

中学受験本番をゴールとするのなら、それ以外のテストは道半ばにある関門に過ぎません。

道半ばでつまづいても、次の関門ではつまづかないようにすれば良いのです。

同じ失敗を繰り返さない為には、間違えた箇所をなぜ間違えたのかを分析し、その対応策が必要になってきます。

間違えた理由を考察する

間違えた問題=苦手分野、理解不足の単元という式が全てに当てはまるのなら、その単元を復習すれば良いだけなので、単純な話なのですが、間違えた問題が苦手分野と限らない場合があります。

算数で少数の足し算を間違えた場合⇒少数のたし算をやり方を知らない(曖昧)の時もありますが、それ以外にも字が汚くて自分を書いた文字を読み間違えてケアレスミスするケースもあります。

後者の場合、小数点の計算を復習させるよりも、読みやすい字を書くように指導した方が効果的です。

教科別で考える

ウィークポイントを探る場合、一番分かり易いのが教科別で得点差が激しいケースです。

テストを受けると、国語よりも算数の得点が悪い、理科よりも社会が得意、、、などなど教科別で差が出る子がいます。

一回のテストだけでは、たまたまの結果かもしれませんが、テストを何度受けても同じ傾向が出る場合は、その科目を苦手分野と捉えて良いでしょう。

苦手分野がある=マイナスのイメージがあると思いますが、苦手を克服すれば確実に得点UPが見込めると考えればプラス思考に捉えることが出来ます。

苦手科目=得点を上げるチャンスと考えましょう。

単元ごとに考える

教科別に差がなくても、苦手な単元があるという子がいます。

算数は得意だけど、図形問題だけは苦手。歴史は得意だけど、地理はさっぱり。など、人それぞれでしょう。

この場合も、苦手分野が明確に分かっています。

苦手な単元を克服すれば確実にプラスになると捉え、頑張って復習しましょう。

息子の場合

今回は具体的に息子の全国統一小学生テストの結果を例に出し、ウィークポイントの洗い出し、対策を考えてみます。

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得点の詳細は上記の記事にあります。

科目別に見ると、算数129点、国語124点、理科85点、社会85点でした。算数、国語は150点満点なので正答率約85%になります。

4科目85点と考えると、教科別で得意、不得意を考えるのは難しくなってきます。逆に言ってしまうと、算数85点、国語85点の場合よりも、同じ総合点でも国語100点、算数70点の子の方が対策、復習はやりやすくなります。

パパ
信長の野望で言うと、パラメーターがオール85の蒲生氏郷とか微妙に使いにくいもんね。
息子
そんなマニアックな例え、誰も分かってくれないと思うよ

単元別に考える

科目ごとでは、優劣の差がなかったので単元別に見て見ます。

算数⇒後半、ところどころ間違えています。ただ苦手な単元があるというよりは問題が難しいから間違えている要素が強いです。

算数の対策としては、全体的な力量を身に着け、難問も解けるスキルが必要となってきそうです。

国語⇒漢字、語彙は全問正解。間違えたのは読解力を試される長文問題。特に登場人物の心情を捉えるのが苦手なようです。

国語の対策としては、読解力の向上が必須、特に心情問題。ただ漢字や語彙に関しては、今回、たまたま全問正解しただけで、今後も継続して勉強していかなければと思います。

理科⇒間違えたのは全て月の単元。対策も立てやすいです。

社会⇒地図と人の行動の文章を比べて最終ゴールを見つける問題を間違う。途中のつきあたりの語句を飛ばしていて間違い。(同じ間違いした子多いと思います。)

上記に関しては、地図や記号、文章自体の読み方自体は出来ていました。間違えたのは文章の読み抜けが原因です。今回のテストに限らず、息子は文章の読み抜けの間違いは多々あります。文章を正確に読む力の向上が必要です。

他最後の2問は時間制限で解けず、答え合わせの時に答えは出て来ていたので、この問題が苦手というよりも、その前の問題を早く解く力が足りなかったのが原因です。

テストを受けて今後の方針

上記のような考察から、今後の家庭学習の方針としては、

理科⇒月の単元の復習、国語⇒読解力の向上(特に心情)、他には問題を読み飛ばさず正確に捉える訓練が必要なようです。

上記やれば、もう少しの得点UPは可能でしょう。たださらに上の得点を目指そうとすると、全科目、全単元の理解度の向上し、難問も解けるスキルが必要になってきそうなので、時間的に厳しいかなぁーと思います。

現実的に考えると、しっかり復習、勉強していれば偏差値70付近はキープは出来ることは可能かもしれませんが、息子が決勝ラインである50位以内に入るのは並大抵の努力ではいかないと思います。

今後の方針としては、塾のペースに合わせていき、なるべく成績をキープできれば良いと思っています。

全国統一小学生テストの結果で進路が決まる?

最後に、全国統一小学生テストの偏差値=行ける中学の偏差値ですか?との質問を受けたので、私の考えは述べておきます。

全統小の偏差値は目安くらいにはなると考えておきましょう。難関中学を志望する場合、全統小の偏差値も高くて損はありません。高ければ高いほどチャンスは増えます。

ただ全統小の偏差値上位陣がそのまま難関中学に合格しやすいかと言うと、そうではありません。

算数で考えると、難関中学の場合、大問が4題。そのうち2問解ければ合格という学校もあります。全統小のように計算式だけの問題はまず出されません。

学校別に入試に特色があるので、全統小は苦手だけど、入試問題形式の方が得点が取れる子も大勢います。

6年生で進路が決まってくると、志望中学に合わせた対策をするようになってきますので、全統小の偏差値で考えると合格出来ないような難関中学に合格するということは全然あり得ます。

まずは今回受けたテストの結果をもとに、弱点の発見、克服に取り組んでみて下さい。

 

 

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