中学受験コム編集長のしんやです。
息子が通っている塾では期ごとに、息子の行動スケジュールを提出しないといけません。
起床⇒朝食⇒学校⇒帰宅⇒勉強⇒習い事⇒のような行動スケジュールを曜日ごとに10分単位で書いて提出します。
面倒くさがり屋の私にはやっかいな代物です。いつも、「面倒くせー」とため息つきながら記入して作成しています。
ただ、いざ作ってみると、無駄の時間が見えてきたり、漠然と捉えていた勉強時間が把握できるなど、役に立ちます。
作成してみて気づくことも多く、現在では作る価値のあるものだと考えています。
今回は息子のリアルな勉強時間とスケジュール表の作成の仕方などを解説します。
スケジュールの作り方
説明する必要もないと思うのですが、子供の行動スケジュールを時間ごとに記入するだけです。縦欄に時間軸を、横欄に曜日軸を書き(逆でも可)、子供の行動スケジュールを書き込んでいくだけです。
家庭学習でも活用しよう
大手の塾に通っている場合は、スケジュールの提出を行っている所もあると思うのですが、家庭学習のみの場合は作る機会がないと思います。
私は家庭学習でこそ、行動スケジュールを活用した方が良いと思っています。家庭学習の場合は行動スケジュールの他に期間ごとのスケジュールも作ると効果的です。
期間スケジュールとは、3月末までに目標の単元を終わらせるなどの長期間でのスケジュール表です。
息子のスケジュール表とリアルな勉強時間
曜日ごとに息子のスケジュール表を記します。
息子の塾を纏めると、火曜、木曜で通常の授業(2時間)、土曜に応用の算数(50分)です。他の習い事は、月、水、金です。
就寝時間は9時半を目安にしています。
平日は朝勉強を取り入れています
平日は全て習い事をしており、夜に勉強時間を多く取れません。息子目線で言えば、夜は遊び時間も少ないと思っているはずです。
その為、息子の方から朝早く起きることを提案してきて、条件として、その前に勉強させています。
具体的には朝6時に起きて10分くらい勉強⇒50分タブレット鑑賞かゲーム時間です。
勉強内容は、学校の宿題が残っていれば宿題、残っていなければ塾の計算ドリルか、きらめき算数脳をやっています。
ただ朝早く起きて遊ぶどうかは息子次第なので、眠い場合は起きないで寝てる場合もあります。
月曜日
習い事で6時ごろ帰宅。火曜の塾で先週の確認テストがあるので、家庭学習を10分しています。
火曜日
塾で帰宅時間は8時半になります。塾では当日の復習を推奨しているのですが就寝時間まで1時間しかなく、家庭学習はせずに遊ばせるようにしています。
水曜日
習い事で6時半ごろ帰宅。木曜の塾の為、10分くらい書いて学習実施。
木曜日
火曜同様に塾でおそくなる為に家では遊ばせています。
金曜日
習い事で7時ごろ帰宅。土曜の塾の為、10分家庭学習実施。
平日の勉強時間
上記のように平日は勉強時間をほぼ取れません。
朝勉強を含めて月水金が20分。火木が10分程度です。(学校の宿題をやる時間と塾の時間は含めていません)
土曜日
土曜日は夕方に50分だけ塾で算数の応用問題をやっています。その他、月に1回か2回、昼過ぎにも習い事をしています。
従って勉強出来るのは午前中と、夜の時間帯になります。ちなみに土日は朝勉強は取り入れいていません。
家庭学習では塾の内容のおさらいと塾の宿題を取り入れていて、国算理社のうち、1教科か2教科やっています。
日曜日
基本的に何も予定がないのが日曜です。勉強時間も多く取れます。
ただ外出したり、実家に子供の顔を見せにいく場合などは、勉強時間が取れないので塾の宿題すらやらすのに時間的に厳しくなります。
何も出かけない場合は、塾のおさらい、宿題をメインに2時間くらい費やしてやっています。
塾の勉強が終わって余裕があれば、他の問題集などもやっています。
リアルな勉強時間
スケジュール表を作成して初めて把握出来たのですが、息子のリアルな勉強時間は平日10分~15分、土曜1時間、日曜2時間です。(学校の宿題と塾での勉強時間は別)
ちなみに、この時間だと塾の宿題は全ては終わりません。塾の計算ドリルと漢字ドリルは3割程度しかできていないのが現状です。
上記の他、学校の宿題を毎日15分くらいかかってやっています。他にも、塾の時間が週に4時間50分なので、家庭学習+学校の宿題+塾の時間を合計すると、約11時間です。
息子の一週間の勉強時間は約11時間⇒1日だと約95分勉強しています。
学校では学年×10分の勉強を奨められているので、推奨時間は40分です。息子はその倍以上勉強しているということですね。
スケジュール表から見えてきた無駄な時間
スケジュール表を作ってみて、勉強時間が把握できただけでなく、無駄な時間も把握できるようになりました。
それはタブレット&ゲームの時間です。
平日90分、土日は2時間以上遊んでいます。
ここの時間を削れば勉強時間をもっと確保できそうですが、息抜きする時間がなくなってしまうので今はこの状態でやって行こうと思っています。
5年生6年生になって、徐々にタブレットの時間を勉強の時間に変えていきたいのですが、息子の抵抗が激しく、一筋縄にいかないのは火を見るよりも明らかです(笑)
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