本日、全国統一小学生テストが実施されました。
学習意識が高いお子さんたちが全国各地で一斉にテストに挑みました。
中学受験は小学生の競争ですが、親御さんたちの想いも色濃く反映されます。
本日の〝全国統一小学生テスト〟の結果(自己採点含む)を見て、ガッカリしたり、嘆いている親御さんもいるのではないでしょうか?
子供自身がテストの出来が悪くて悔しがるのは、発奮材料にもなり良いことだと思いますが、テストの点が悪くても親御さんは冷静でいて下さいね。(テストが良かった場合は一緒に喜んで下さい)
これは〝全国統一小学生テスト〟だけでなく、日ごろの塾のテストなども一緒です。
テストの点が悪くても、嘆いたり、落ち込む必要はありません。ましては、子供に〝普段、勉強を真面目にしないからでしょ〟などと怒るのは御法度です。
子供に期待するな!
子供の可能性は無限大です。
親が子供の才能(受験の場合は学力)を伸ばすことは大切ですが、過度の期待は厳禁です。
特にテストの点が悪かったからと言って、嘆いたり、怒ったりするのは最悪です。
テストは結果
テストの点は、日ごろの勉強の努力の結果です。
結果論で、子供を責めても成長は望めません。
結果を導くのは経過であり、親や先生が指導出来るのは経過のみです。子供が頑張れるのも経過のみです。
「なんでこんな点数取ったの?やる気ないの?」だとか、「大事なテストでケアレスミスして本番に弱い子ね」だとか、言っても、過去にタイムスリップしてテストをやり直せることは出来ません。
子供を叱らなくても、〝もう少し点数が取れると思ってた〟と親が心で残念がるのも止めましょう。いつも一緒にいる子供は親の感情に敏感です、親が残念がっていることを察知して、落ち込んだり、悲しんだりする可能性があります。
、、、と言っても、子供に期待し、期待外れだったらガッカリするのが人情です、その場合は女優さん、俳優さんになったつもりで、全力で気にしないふりをします。
悔しい想いを押し殺して笑顔で〝テスト頑張ったね〟と我が子を褒めてあげましょう。
大事なのは経過
すでに起きてしまった結果を変えることは出来ませんが、これからの経過はいくらでも変えられます。
テストで判明した弱点分野を、学習に取り入れ、学習方法(経過)をアレンジしましょう。
〝全国統一小学生テスト〟の利用価値はまさしくそこにあります。
子供の尻を叩いて発奮させたい場合でも、テストの結果でなく、勉強している最中の際に行った方が効果的です。
「テスト頑張ったね、お疲れ様。」
テスト終えたお子さんたちには「テスト頑張ったね、お疲れ様。」と労って褒めるようにして下さい。
受験の本番でも同じです、万が一、希望する学校に落ちてしまっても「テスト頑張ったね。」と声をかけることが大切です。
テストの結果を糧に、次ステップの経過に活用することで次回の結果を変えましょう。
子供の可能性は無限大です。親が子供の才能を伸ばす手伝いをすることは大切ですが、結果を求めてすぎてはいけません。
上へと長く続く階段を見上げることも大切ですが、子供が一歩づつ登ってきた階段をあらためて確認し、振り返ることも同じくらい大切です。
だから、テストが終わった当日くらいは、、、
「今まで良く頑張ったね。お疲れさま。」と言っても良いんではないでしょうか?
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