中学受験コム編集長のしんやです。
息子が夏の終わりに早稲田アカデミーが主催するトップクラス模試を受けましたので、今回はその結果報告です。
本来はこの模試を受ける予定はありませんでした。私が夏の間中、夏バテ気味で勉強を指導する気がなくなってしまい、毎日のように、息子を連れプールに通い、帰宅後はクーラーの部屋でダラダラ過ごす日々。これでは、さすがにマズイと思い、私の勉強を指導するモチベーションを上げる為に、模試に申し込みました。
息子自体はテストがあろうがモチベーションが上がるタイプではないので、テストを受けることを告げたのは前日です。それを聞いて始めは嫌そうな顔をしていましたが、帰りにステーキ屋さんに連れていくと言うと喜んでました(笑)
トップレベル模試とは?
果の前に、簡単にトップレベル模試の概要です。
主催は早稲田アカデミーです。早稲アカは中学受験だけでなく、高校受験、大学受験も展開しています。中学受験業界では首都圏で大手の塾になります。
トップレベルという名の通り、成績上位者を対象にしたテストです。説明会では早稲田アカデミーの上位20%が受け、その子たちが平均35点を取るような難易度との説明がありました。ただ実際は、誰でも申し込めば参加料無料で受けられるテストとなっています。
トップクラス模試の結果
科目 | 得点 | 平均点 | 偏差値 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2科目 | 83 | 62.4 | 60.1 | 158/1121 |
国語 | 39 | 39.4 | 49.6 | 577/1121 |
算数 | 44 | 23.0 | 65.9 | 67/1122 |
2科目(国語、算数)の得点は83点。偏差値は60.1でした。
200点満点で83点なので、まだまだ勉強する余地があります。特に国語は偏差値50を切っていました。このテストに限らず、国語の成績自体が下がっているので、対策が必要ですね。
国語の出題順番が文章問題⇒語句、漢字でした。1年前でしたら、間違いなく文章問題に時間をかけ、語句を手付かずで終わってしまうパターンに嵌っていたと思うのですが、今回は時間のかかる問題は飛ばして最後まで解いていたので、その点では成長です。
算数に関しては大問ごと、やっていません。帰りの電車で「問題が間違っていて質問したけど答えなかったから、やらなかった。」と怒っていました。(実際は問題が間違っていたわけではないです。)息子はこういうことはたまにあり、問題だけではAとも、Bとも取れる内容の場合、Aだと思ったら、Bと思う柔軟性がありません。Aで整合性がおかしい場合、自分の解釈が間違っていてBだと思わず、問題自体が間違っていると思ってしまいます。この辺は、テスト慣れしてくれば柔軟性が付くと思っています。
私がテストを一目見た感じ、平均点6割くらいになるような難易度に感じたのですが、実際は説明会にもあったように3割台でした。本番まで2年以上ありますし、まだまだ準備期間ということでしょう。
トップクラス模試を受けた感想
冒頭でも述べましたが、夏休みの前半は、私の意欲がなくほぼほぼ勉強をさせませんでした。
トップレベル模試に申し込み、私のモチベーションアップに繋がり、後半は少しでも勉強させる気になったので受けた意味があったと思います。
都会の事情を垣間見る
テストを受けた後に解説事業がありました。その様子をモニターで見れたのですが、講師が子供たちに向かって御三家などの学校名を出し、あおっていたのが斬新でした。
私が住んでいるのは神奈川の田舎の方で中学受験が盛んではなく、塾にクラス分けもありません。なので競争も少ないですし、比較的、ゆとりのある環境です。中学受験が盛んな横浜や東京では競争が激しいのが垣間見えました。
最後に
都会の中学受験の厳しさがなんとなく分かった今回のテストでしたが、息子は相変わらずマイペースです。
国語の偏差値が50を切っても、何も気にしていません。
マイペースなのが良いことなのか、悪いことなのか、微妙なとこですが、、、しばらくは危機感も競争意識も持たせず、息子のペースに合わせて頑張っていこうと思います。
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