中学受験の算数と言えば〝つるかめ算〟を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか?
我が家では子供に〝つるかめ算〟を教える際、亀の代わりに蜂を使用し、〝つるハチ算〟として指導しました。
なぜ、亀でなく蜂で教えたのか?それには〝つるかめ算〟には、ある弱点があるからです。私なりの深い理由があります。
つるかめ算とは?
〝つるかめ算〟は中学受験の特殊な計算の為、一般の小学校では習いません。
一般的には知られていないので、まずは簡単に〝つるかめ算〟の概要から説明します。
つるかめ算
X,Yを使う連立方程式を使えば簡単に解ける問題ですが、中学受験では連立方程式を使わずに解くことが求められます。
解き方は独特です。
答えは亀が4匹、鶴が2匹となります。面積図で求める方法もありますが、考え方は一緒です。
つるかめ算の弱点
一見すると、つるかめ算は縁起の良い2匹の動物を使って、分かり易いように見えますが、私は、この計算式に大いに不満を持っています。
どこに不満があるのかというと、鶴の足の数と、鶴と亀の足の差が同じ2であるというところです。
つるハチ算
上記と似たような問題をつるハチ算で求めます。
解き方は〝つるかめ算〟と一緒です。
つるかめ算とつるハチ算の違い
考え方も、解法も同じですが、
つるかめ算
より分かり易く
今回の話は、人によっては、「演習は鶴と亀じゃなくなるんだしどっちでも良いじゃん。」だとか、「考え方を教えているのだから式の数は重要じゃない。」と、思われる方もいると思います。
確かに些細なことですが、子供の間違いを誘発しないように少しでも分かり易く教えることが重要。だと私は考えています。
今回の〝つるかめ算〟の話とは別で、勉強を教えてるとテキストや問題集の解説にも、「こう教えた方が分かり易いんじゃない?間違えにくいんじゃない?」と思うことも時々あり、その都度、私はオリジナルな計算方法で教えるようにしています。
今回の記事を読んで、少しでも賛同してくれた方は、是非、ご家庭でも〝つるハチ算〟を使ってみて下さい。
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