日能研全国テスト対策〝学ぶチカラテスト〟〝学びテスト〟

日能研は定期的に〝全国テスト〟〝学ぶチカラテスト〟〝学びテスト〟と外部生も無料で受けられるテストを開いています。

3つのテストはそれぞれ名称は違いますが、文章で答える問題が多いという共通点があります。算数、国語と必須教科の他に、総合、科学など普段聞きなれない教科もあります。

今回は日能研が主催する上記の3つのテストで高得点、高偏差値を狙える方法を纏めてみました。

日能研のテストの特徴

日能研のテストの特徴は、文章で答える問題が多いことです。

また正しい答えがないのも大きな特徴の一つです。物語の続きを考える、祭りのポスターを考える、など正解がいくつもあるような問題が出題され、日能研ルーブリックという採点方式で点数がつけられます。

一般的な設問、選択問題の対策は通常のテスト対策で問題ありません。ただ上記のような正解のない記述式の問題が占める配点が多く、ここで点数を取れないと高成績は望めません。

難易度的に外部生の入塾テストも兼ねている為、記述式以外の問いは比較的易しいので、成績上位の子はほぼ正解するような問題になります。そうなると、成績に影響してくるのは、正解のない記述式となり、日能研ルーブリック対策が欠かせません。

日能研ルーブリック対策の価値

パパ
日能研のテストで好成績を残す為には「日能研ルーブリック対策」が必須だね
息子
日能研ルーブリック対策ってやる意味ある?
パパ
正直、あまりないような、、、。

過去に受けたテストを見直すことによって、日能研ルーブリック対策は可能と思うのですが、、、、正直、そこまでして日能研の全国テストで高得点を取る必要があるかは疑問符が付きます。

ただ下記のような場合は対策をする価値があるかもしれません。

  • スカラシップ制度を狙っている
  • 入塾したいと思っている。

日能研の全国テストは、特待生を決めるテストと入塾後のクラス決めを兼ねる意味合いもあるので、入塾を考えてる場合、あまり低い得点は取れません。

基準の得点に満たないと、普通のクラスに入れません。その場合は補習扱いになりお値段設定が高い個別指導の方に回されたりします。また、クラスに空きがある場合は、基準に満たない場合でも入塾を認められることもあるそうなので入塾を希望する場合は諦めずに相談してみて下さい。

作文や論文、日記で対策しよう

上記のような理由でわざわざ日能研ルーブリックに絞って対策することはあまり意味がないと考えています。

記述式対策としては、まずは正しい文章を書けるところから始めましょう。その為には、親子での日常会話も正しい文法を使う。学校の宿題の日記や作文も親が目を通し、正しい文章が書けているか確認します。

昨今は中学受験に限らず、高校受験、大学受験と記述式の問題が増加傾向にあり、記述対策、作文対策は避けては通れません。

日能研ルーブリック対策

日能研のテストを受けると、採点されたテストと一緒に日能研ルーブリックも公開されます。 それぞれ課題〝発見〟〝設定〟〝解決〟と3つの項目に分かれていることが多く、細かい採点基準が見れるようになっています。

日能研ルーブリック対策としては、その問題で何を問いたいか、問題提出者の考えを見抜くことが重要になってきます。ただそれが出来るのは、精神年齢が高かったり、人の考えを見抜ける子でないと難しいです。

上記のようなタイプの子でない場合、誰もが出来る日能研ルーブリック対策としては、「簡潔にまとめず、解答欄一杯に文章を書く」ということです。日能研ルーブリックは加点方式の採点方法で、沢山書くことによって加点されやすい配点方式になっています。また正しい文章を書くことも重要です。

息子
いくら加点方式だからと言っても、あまりに的外れなこと書いても意味ないよ
パパ
そうなの?好きなアイドルの名前を書こうと思てったよ

最後に

日能研の全国テストはいかに高得点を取るかという意味合よりも、子供の立ち位置を知る機会と考えましょう。

日能研のテストのような記述式問題は、今後も受験などに頻繁に出題されると思われます。その為、日ごろの日記や作文などを利用して、正しい文章を書けるようになっておくことが必要です。

 

 

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