中学受験は親のエゴ?教育虐待?【親のストレス対策とモチベーション管理】

子供の中学受験をサポートしているお母さん、お父さん。

今日も家庭教育、塾の送り迎えお疲れ様です。

子供が勉強を嫌がり頭を抱えることもあるでしょう、成績が上がらずイライラすることもあると思います。

中学受験、サポートする親もストレスがたまりませんか?

そして、こんなに親子で頑張っているのに、「中学受験は親のエゴ。」だとか、「中学受験は教育虐待。」だとか、非難する人たちが一定数いるのも事実です。

今回の記事は、中学受験は果たして〝親のエゴなのか?教育虐待なのか?〟をテーマに〝親のストレス対策、モチベーション管理〟にも触れて徹底解析します。

中学受験の親のストレス

中学受験は親しだい。という格言もあるように、受験生が小学生の〝中学受験〟は高校受験、大学受験に比べ、はるかに親の関わり方が深く、サポートする親の役割も大きいです。

やりがいがある一方、ストレスが溜まることも多いでしょう。

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結果を求めすぎる

〝家系が全員〇〇出身だから、この子も〇〇に入れたい〟〝御三家と言われるブランド校に入学させたい〟と、結果を先に決めてしまうことは親子ともどもストレスをためやすくなります。

模試の点が悪ければ焦ることになるでしょうし、点数が伸び悩べば〝こんな点数とってたら〇〇なんていけないじゃない〟と愚痴りたくなってしまうでしょう。親の指導の仕方が悪いのか?子供に塾が合っているんだろうか?と親が不安になり、親の言動が子供に悪影響を与えることもあります。

子供が言うことを聞かない・勉強をしない

中学受験を目指しているご家庭で、日ごろ、親のストレスとなる要因で多いのは〝子どもがいう事を聞かない・勉強をしない〟ということです。

テスト前なのに勉強もせずゲームばっかりやっていたり、宿題もせずダラダラと夜まで過ごしていたら、「テストが近いんだから早く勉強しなさい。」と声を荒げたくなることもあると思います。

なぜ勉強だけが〝悪〟になるのか?

日本では〝夢中になることを見つけて頑張りなさい〟と子供にアドバイスし、夢中に何かをやることが美徳とされています。

野球少年だったり、昆虫好きで昆虫採集したり、鉄道マニアだったり。それらはたいがい好感を持たれますが、なぜか勉強だけは別物で、〝中学受験は親のエゴ〟〝小学校時代に勉強のやらせ過ぎは良くない、自由に遊ばせるべき〟とやり玉に上がることも珍しくありません。

確かに昨今の中学受験の過酷さは激しいものがあります。

絶対合格!という鉢巻を頭に巻き、小学生が試験対策の合宿に集う映像がニュースにもなります。受験生が1日、10時間以上勉強することもあります。

そういった過酷な環境がイメージを悪くしていると思うのですが、それでも、なぜ勉強だけが悪く捕らえられるかは疑問に思います。

例えば、これがサッカーの合宿だったり、ダンスやピアノの発表会の前日のお稽古ならば〝子供が夢中になって取り組んでいる素敵だ〟とテレビで扱われるのです。

勉強だけが〝親のエゴ〟とか、〝教育虐待〟とか揶揄され非難の的になっている状態です。

中学受験が盛んな都市部でもそういった考えの人は一定数いますし、中学受験自体が珍しい地方では余計にそういった目で親は見られることになります。

親のストレス対策とモチベーション

親はどのように考え、子供に接っすればストレスをためることなく中学受験に向けてやっていけるのでしょうか。

子供の才能を伸ばすのが親の役目

私が子供の教育に突き進む原動力はただ一つ。

〝子供の才能を伸ばすのが親の役目〟だという信念です。

子供が幼い頃、ある人から頂いたアドバイスが私の胸に金言として残っています。

「この子には才能があります。この才能を伸ばすのか、殺してしまうかは両親の接し方しだいでしょう。この子の将来はあなた達の育て方で変わります。」

我が子に何の才能があるかは分かりませんし、単なる社交辞令だったのかもしれません。それでもそのアドバイスは、当時子育てに迷いを持っていた私の心に響き、深々と胸に刻まれました。

アドバイスを頂いてからは、私の持っている全てをこの子に与えようという考えで、子供と様々な事を一緒にやり、教えるようにしました。

〝7ならべの勝ち方〟〝早く走る方法〟〝逆上がり、水泳、縄跳び〟〝桃鉄の勝ち方〟〝将棋、オセロ〟〝リアルな人物画の書き方、ドラえもん、ミッキーマウスの書き方〟ジャンルを問わず、様々なことを一緒に取り組んできました。

その中の一つに〝勉強〟があり、初めて我が子の中に光るものを見つけました。

家庭学習、中学受験に興味を持つ

家庭学習や子供の中学受験でストレスをためないようにする為には、家庭学習や中学受験に興味を持ち、好きになることが一番です。

家庭学習は親の負担が大きいと言われますが、子供に勉強を教えることが好きになったり、中学受験に興味を持てば、家庭学習でストレスを溜めるどころか、ストレス発散できるようになります。

ただその場合、指導に熱を上げすぎないようにして下さい。親がいくら勉強を教えるのが好きになっても、子供の方は分かりません。理想は子供も勉強を好きになってくれれば良いですが、実際は違うと思うので、子供をよく観察しながら、オーバーヒートしないように調整して下さい。

結果ありきでなく、経過に重きを

結果というのは、経過の積み重ねです。経過に重きを置けば、結果に捕らわれることもないですし、間違えた箇所を復習して次のテストで点数を上げれば良いと思えるでしょう。

結果を求めるのでなく〝子供の才能を伸ばすことが親の役目〟と考えて経過を大切にしていれば、最終的な結果で悲観することはなくなります。

親子でやれることをやり、頑張ってきた経過の結果が、どこの学校になろうが、いくつの偏差値になろうが、〝子供の才能を最大限に伸ばした結果〟の着地点なら、それで良いのではないでしょうか?

もちろんそう思えるようになるには、親子ともども、やれることはやり切ることが大切です。

子供の将来は無限大

ありきたりの言葉ですが、子供の将来は無限大です。

小学生がどんな職業について、何を残すのかは誰にも分かりません。これからの親の接し方、育て方で無限に変わっていくのだと思います。

〝子供の才能を伸ばす為、可愛い我が子の為〟と思っていても、それでも時々、面倒くさいとか、イライラすることはあります。

そんな時、私は〝この子が将来、大きくなって難病の薬を作って世界中の人を救うかもしれない。この子の才能を伸ばし育てることは世界を救うことになるかもしれない〟と、自分を奮い立たせます。

そう考えると、面倒くさいと思った時も背中を後押ししてくれる力になりますし、子供が宿題をやらずだらだらゲームをやっている時に声を荒げたくなる気持ちも〝地球の将来の為だ〟と考えると、冷静さを取り戻すきっかけになります。

そんなことあるわけないじゃん。と、笑われるかもしれません。

ただ繰り返しますが、子供の将来は無限大です。伝記になるような偉人の親たちも、この子が将来、偉人になると思って育てたわけではないと思います。愛情を注いて育てた結果、無限の可能性が花開いて何かを残したのです。

無限の可能性の花がいつどこに誰に咲くかは分かりません。毎年、何かの偉業を残し、名を残す人物は大勢います、ノーベル賞やオスカーの像、大統領やスーパースターになる人物も沢山います。

子供の可能性の上限を親が決めてはいけないと思っています。全ての親が、子供の無限の可能性を信じ、接すればさらに良い世の中になるのではないでしょうか。

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最後に

〝子供の才能を伸ばすことは親の役目〟の信念のもと、これからも私は進んでいくでしょう。

〝中学受験は親のエゴ〟と揶揄されようが、子供の無限の将来を思い、これからもやれることはやっていきたいと思います。

 

 

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