私が日能研全国テストを嫌いな理由【採点基準と採点者】

中学受験を考えているご家庭なら日能研の〝全国テスト〟は一度は聞いたことがあるテストだと思います。

この日能研の〝全国テスト〟はかなり癖のあるテスト内容になっています。

四谷大塚の〝全国統一小学生テスト〟がマークシート方式なのと対照的で、日能研の〝全国テスト〟は記述式の答えが多いのが最大の特徴です。

記述式と言っても、かなり癖のある記述式で、正解がない記述式となっています。

具体例を出すと、

【次の物語文を読んで、物語の続きを考えなさい。】

上記のような問題が普通に出ます。

そして、物語の続きによって採点されます。配点が20点だとすると、続きの内容によって5点だとか、15点だとか、20点満点と決められるのです。

今回は全国テストの配点基準、誰が正解のない上記のような問題に採点しているのか?私が日能研の全国テストを嫌っている理由などを纏めました。

全国テストの配点基準

選択問題や、漢字などの答えは誰もが共通して〇だとか、×だとか付けられますが、冒頭のような正解のない記述式、長い文章の配点基準はどのようになっているでしょうか?

正解のない記述式と表現しましたが、日能研側では正しい正解が決められています。かなり細かい基準もあります。

日能研ルーブリック

記述式の基準は〝日能研ルーブリック〟で定められています。

日能研の全国テストは、テストの次の日にインターネットで点数がつけられた解答用紙を見られるようになっています。その中に〝日能研ルーブリック〟なる採点基準も公表されています。

評価項目は〝課題発見〟〝課題設定〟〝課題解決〟と細分化され、それぞれ点数が付けられます。

私が日能研の全国テストを嫌いな理由

私が日能研の全国テストを嫌っている理由は〝日能研ルーブリックの後出し感〟です。

テストの問題を作る側は、もちろんルーブリックも把握していると思われ、問題の正当性もあるのでしょうが、テストを受ける側は〝日能研ルーブリック〟を見れるのはテストを受けた後です。

せめて設問に〝日能研ルーブリック〟のヒントとなるようなものを入れれば良いのにと思っているのですが、そういったことはほぼありません。

どんな子が高得点を取れるのか?

全国テストでは毎回〝日能研ルーブリック〟が公表されるので、そこから傾向、分析し、〝日能研ルーブリック対策〟をすれば得点に結び付きやすいと思います。

ただ今回は対策のしていない子は、どのような子が高得点を取れるのか考えてみます。

それはズバリ〝大人の顔色を伺える子〟です。

私は幼少期、大人の顔色を伺うタイプで「こう答えれば大人は喜ぶだろう。」と考え、会話をしていました。

〝ここは子供らしい無邪気さをアピール〟だとか、〝寂しがっている感じを全面に出しとこう〟だとか、その場その場で考えて行動していました。なので、私が小学生時代に、日能研ルーブリックの問題を解いたら、〝この設問はこう答えて欲しいんだろうな〟と考えて、かなり高得点を取れるだろうと思います。

逆に点数の取れない子は〝自分の意見を素直に言う子〟、〝物事を合理的、簡潔に述べる子〟は得点を取れないでしょう。

採点は誰がしているのか?

記述式だと採点する方も迷ったりしないんだろうか?

多くの受験者が受けるのに、次の日には採点結果がインターネットに公開されているので誰が採点しているんだろうか?

など、全国テストを受けた人は疑問を持つこともあると思います。

日能研の全国テストは基本は大学生のアルバイトが採点しています。

大学生を某所に集め、日能研のスタッフが日能研ルーブリックや、採点のポイントなどを説明します。

そして、一人が問題を一から順番に採点をするのでなく、問題毎の担当が画面に映し出された同じ質問の答えをチェックする方式です。

例えば、漢字の【山】が答えなら、画面上に山が並びます。その中に【海】や【川】があれば×を付けていきます。

上記のように、漢字や選択問題なら採点は楽だと思うのですが、記述式は一苦労です。

いくら日能研ルーブリックなる基準があるとは言え、人により採点が違ってくる可能性があります。採点者が迷った場合は、数名で採点したり、スタッフを交えて採点したり、なるべく公平に採点されるような工夫がなされています。

日能研の全国テストの是非について

日能研の全国テストは知識を測るテストではありません。

昨今では、中学受験も単なる知識をテストする問題は減りつつあり、記述式の問題が増えています。

マークシート方式だった大学センター試験もピリオドを打ち、記述式の問題が多くなると推測される大学入学共通テストに生まれ変わります。

そう考えると日能研の〝全国テスト〟は、記述式の練習にもなりますし、ゆくゆくのことを考えると受けておいて損はないテストと言えるでしょう。

 

 

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