中学受験を目指したきっかけ

もともと我が家では息子に中学受験をさせるつもりはなく、〝小学校から高校までは公立学校で〟と考えていました。

その考えが変わったのは、息子が小学2年のゴールデンウィークの時、息子に勉強を教えたことがきっかけです。

勉強を教えた私は、息子の物覚えの良さ、飲み込みの速さに驚きました。

この子には勉強の才能がある、と確信した私は、息子に勉強を教える一方で、中学受験の現状、様々な観点からの公立中学校と私立中学校の違いを調べ、最終的には中学受験を目指す。という考えに至りました。

私がなぜ子供の将来の為に中学受験を決意したのか、その理由を知れば中学受験に考えが変わるかもしれません。

 

 

 

子供の才能を活かす

この子には勉強の才能がある、と気づいた私は中学受験に関する情報を集め始めました。

公立学校、私立学校それぞれの学費、進学率、中学受験の為の塾など調べれば調べるほど、悩むことが多くなっていきました。

私立中学と公立中学の学費の差

私が驚いたのは私立と公立の学費の違いです。

公立中学では3年間で約143万円の出費に対し、私立中学では約398万円と中学の3年間で約255万円の差が発生します。

私立中学に通った場合は高校も私立に通うようになると思いますが、私立の中学・高校に通った場合、公立に比べると6年間で約430万円の差が出てきます。

他にも中学受験の塾に通わせた場合などを考えると約500万円以上の差が発生、私立は高いと思っていましたが、まさかここまでとは、、。

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私立と公立の進学率の差

費用に関しては公立の方が圧倒的に優位ですが、進学に関してはどうでしょうか?

今回は日本の最高峰大学、東京大学合格者高校別で比べてみます。

順位 2019東大合格者ランキング
1位 開成高等学校
2位 筑波大学附属駒場高等学校
3位 麻布高等学校
4位 聖光学院高等学校
5位 灘高等学校
6位 渋谷教育学園幕張高等学校
7位 桜陰高等学校
8位 駒場東邦高等学校
9位 栄光学園高等学校
10位 久留米大学付設高等学校

上のランキングは2019年度の高校別東大合格者ランキングです。

10校中9校が私立の中高一貫校、2位の筑波大学附属駒場高等学校は国立の中高一貫校になります。

ベスト10の内、その全てが中高一貫校になります。

このランキングは毎年さほど変動せず(特に上位校)、中高一貫校がランキングのほとんどを占めます。(年によっては中高一貫校以外がランキング10に入ることはありますが、1校や2校程度です。)

費用面は公立中学校、進学面は私立中学校

上設で見てきた通り、費用面は公立の方が約250万円安くなり、進学率(東大などの難関校)は私立の学校に軍配が上がります。

子供の選択肢を増やすということ

価値観が多様化している中で、良い中学校に入って良い大学に入るのが、そのまま子供の幸せに繋がるかは分かりません。

ただ子供がなりたい職業を見つけた時、将来の夢を持った時に、良い学校に通っていた方がアドバンテージになることがあります。もちろん職業によっては学歴がなんの意味を持たない場合もあるでしょう。

子供がどちらの道を進むかはまだ分かりません。ただ前者の夢を持った時、中学受験を経験したということは大きな宝物になります。

親の役目は子供の才能を活かすこと

親の役目は子供の才能を伸ばすこと、と私は考えています。

費用の問題で中学受験を断念するということは〝子供の才能を潰すことに繋がるのではないか?〟と考えました。

そうは言っても、収入を一気に増やすことも出来ません。そこで私はなるべくお金をかけないで中学受験は出来ないか?と考え、調べました。

お金をかけない中学受験

お金のかからない中学受験の方法を調べたら意外と多くありました。

中学校では特待生制度のある学校、公立の中高一貫校。塾にも特待生制度のある所も少なくありません。また効率の良い家庭学習方法などを取り入れ、実践してきました。

その結果、全国テストでは安定して偏差値70オーバーを取るようになり、特待生制度のある塾い通わせることが出来ました。

現状

子供の才能を活かすのは親の役目。

お金の問題で中学受験をしないというのは子供の才能を潰すことにもなりかねません。かと言って、すぐに収入を増やすことも難しい。

なるべくお金のかからない方法での中学受験を実践し、子供の為にやれることはやろう。と考えました。

現在では偏差値70(テストの難易度によっては偏差値80)を安定して取れています。

当サイトでは我が家で実践している家庭学習方法なども一つ一つ公開していくつもりです。

 

 

 

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