中学受験コム編集長のしんやです。
もともと私は学歴などに興味がなく息子の中学受験も全く考えていませんでした。
小学2年生のゴールデンウィークにたまたま息子の勉強を見た際に、暗記能力と思考力が高かったので中学受験を考えるようになりました。
こんなことを書くと、子供の自慢話と思われても仕方がないのですが、息子に勉強の才能があると思ったのがきかっけです。
そんな記憶力が良い息子が、予習シリーズの理科、夏のころ(1)で苦戦しました。
それまで理科は2、3回繰り返せば覚えてきていたのですが、今回の内容だけは何度繰り返しても覚えることが出来ませんでした。
息子の記憶力
この子の記憶力が良いと思ったきっかけは、昆虫の完全変態、不完全変態の分類を一回言っただけで、次の日に覚えていたことがきっかけです。
物凄い記憶力が良いというわけではない
昆虫の完全変態と不完全変態には覚える語呂合わせがあります。
完全変態・・カブト山、八兆円のありかが危ない、テントを張るのみ。(カブトムシ、ハチ、チョウ、アリ、カ、ガ、アブ、テントウムシ、ハエ、ノミ)
不完全変態・・・かっ飛ばせゴキブリっこ。(カマキリ、トンボ、バッタ、セミ、ゴキブリ、コオロギ)
上記のような覚え方があるので、息子も一度で暗記出来ました。闇雲に覚えたわけではありません。上記の語呂合わせと一緒に教えれば記憶力が良い子なら、一度で覚える子も少ないと思います。
だから決して、ドラマや映画に出るような一度見たことは瞬時に覚えてしまう天才的な人物ではありません。
将棋の駒
他にも将棋を教える際に、将棋の駒の名前、動き、裏になった時の動きなどを教える機会がありました。
それに関しても一度教えたら、次の日から完璧に覚えていました。
そういったことがあるので、記憶力は良い方だと判断しています。(ただ天才という部類ではない。)
神経衰弱
記憶力が良いなら神経衰弱も得意だと思ったのですが、神経衰弱は得意ではありません。
詳しい分類は良く分かりませんが、覚えることと覚えにくいことがあるようです。
息子を観察してみたのですが、記憶力に限らず思考力に関しても勉強的なモノに強く、それ以外のことは強くありません。
具体的に言うと、算数のパズル問題は解けるけど、将棋は強くありません。三手先も読めません。トランプゲームも花札なども、ルールは覚えるのは早いですが強くはありません。
夏のころ(1)とは?
そもそも夏のころ(1)と言っても、予習シリーズをお持ちでない方には、なんのことだか分からないと思いますので、ざっくり内容を説明します。
夏に咲く花や植物などの内容で、具体的にはヒメジョオン、オオツマヨイグサ、ヤブガラシ、へクソガラシなどが出てきます。
夏のころ(1)が覚えられない理由
息子には簡単に覚えることと、覚えにくいものがあるようです。
なぜか勉強に関することだけは記憶力が良いことが多いのですが、それでもジャンルによっては覚えにくいことがあるようです。
都道県と県庁所在地を教えた時も、比較的、すんなり暗記しました。ただ何故か、松のつく県庁所在地(松江、松山、高松)だけは何度か教えてもどっちがどっちか忘れてしまうことがありました。
詳しい理由は分かりませんが、勉強の中にも覚えにくいジャンルがあることは事実です。
星の集まり
夏のころ(1)の前に、星のあつまりというカリキュラムがありました。
そのカリキュラムも覚えることが多く、オリオン座のべテルギウス、リゲル。うしかい座のアルクトゥルスなど、正座と星の名前を覚える必要がありました。
ただ、正座と星に関しては、塾で一度習ってきただけで、8割くらいは覚えて帰ってきていて、残りの2割も2,3回教えただけで覚えていました。
上記のようなことがあったので、この記憶力なら夏のころ(1)も、苦戦することはないだろうと考えていたのですが、考えが甘かったです。
私が子供のころを思い出すと
私るは子供の頃から、戦国時代が好きで歴史に関しては良く出来ました。ただ、何故か、歴史に出てくる文化(浄瑠璃だとか、狩野永徳とか)についてだけはサッパリ暗記が出来ませんでした。
そう考えてみると、息子に限らず、人は誰しも覚えやすい事と覚えにくい事があるのかもしれません。
覚えにくいジャンルの克服
人には覚えやすい事と覚えにくいジャンルがあると分かっただけでは仕方がありません。
覚えにくジャンルをどうすれば覚えられるかを考えないといけません。
1つの手としては、昆虫の分類分けのような語呂合わせでしょう。息子の松のつく県庁所在地が覚えられなかった県にも3都市の語呂合わせを作って対応しました。
もう1つの手としては、物量作戦です。2,3回で覚えられなければ5,6回、10回と復習します。ただ、時間の効率、子供のストレス軽減も考え、私が選択した方法はトイレ学習方法でした。
予習シリーズをコピーしてトイレの扉に貼ってみたところ、一日に3回、一週間あれば3×7で21回は目にするので自然と覚えてくれました。
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最後に
人には誰しも覚えにくいジャンルがあると思います。
その時の対処方法としては、①語呂合わせで覚える。②トイレ学習で物量作戦で覚える。の2通りの学習方法が効果的だと私は考えています。
もしお子さんに勉強を教えていて、ここのジャンルは苦手かもと思うようなことがあったら、是非、どちらかの方法を試してみて下さい。
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