〝中学受験コム〟編集長のしんやです。
6月2日に息子が受けた全国統一小学生テストの結果が返却されました。
過去のテストの結果から息子の学力を分析し、あらかじめ総得点を予想していたのですが、国語が思わぬ苦戦をしてしまい足を引っ張ってしまいました。
今回のテストは新しい息子の弱点が見つかったので意義のあるテストだったと思います。
今回は全国統一小学生テストの結果を踏まえ、過去のテストからの分析、対策が効果があったのか、これからの方針などを踏まえ記事にしたいと思います。
全国統一小学生テストの結果
教科 | 得点/ 満点 | 平均点 | 偏差値 | 順位 / 受験者数 |
---|---|---|---|---|
算数 | 140 / 150 | 86.9 | 73.4 |
158 / 27410 |
国語 | 125 / 150 | 78.5 | 65.4 | 1748 / 27394 |
理科 | 95 / 100 | 68.3 | 68.0 | 178 / 25001 |
社会 | 85 / 100 | 57.2 | 66.4 | 707 / 24410 |
2教科 | 265 / 300 | 165.4 | 71.3 | 318 / 27394 |
3教科 | 360 / 400 | 235.7 | 71.8 | 178 / 24998 |
4教科 | 445 / 500 | 293.3 | 71.7 | 190 / 24405 |
4教科の偏差値は71.7。順位は190 / 24405でした。
過去のテストからの分析と今回の結果
私は過去のテストの結果から息子をバランス型だと思っています。理科、社会も含め、4教科を含めても凸凹なく点数を取れるタイプで、1教科の偏差値よりも、複数科目の偏差値が良いタイプです。
これと言った得意教科も不得意教科もないタイプで、息子が理系タイプなのか、文系タイプなのか親の私も把握できていません。
学校の先生や塾の先生も、人によって評価が分かれます。
ただ今回のテストの結果だけを見ると、完全に理系型ですね。国語に足を引っ張られましたが、算数でカバーしています。(今回はたまたまで、テスト内容によって、逆になったりすることもあると思います。)
算数の過去の分析と今回の結果
私が息子に対する算数の評価は下記。
- ケアレスミスが多い⇒対策実践中
- 平均点が下がるほど偏差値が良くなる
現在ケアレスミスに関しては、徹底的に対策を取っています。
今までのテストだと、正解率90%を超えるような問題をケアレスミスすることが多々あり、危機感を持って対策を実践。今のところ、効果があり、テストに関してはケアレスミスはなくなりました。
ケアレスミスがなくなったのは大きな収穫です。ケアレスミス対策に関しては改めて記事にしたいと思っています。
もう一つの特徴の方、今回の算数のテストは平均点が高めだったので息子には不利な条件でしたが、偏差値73.4だったので上出来でした。
息子は2問 間違えていましたが、それで158位ということは1問間違いと全問正解を合わせると157名いるということですね。
国語の過去の分析と今回の結果
国語に関する過去の分析を下記。
- 語彙、漢字は得意。文章問題を1~3問程度、間違える。
今ままで国語のテストの結果は文章問題を1~3問間違えるのが定番で、算数に比べ安定して得点を取れる教科でした。
しかし今回、今まで過去最低の出来でした。
内容を見ると、文章問題を3問 間違えたのと、語彙の問題も3問 間違えていました。
想定していた点数は文章問題の3問 間違いで135点くらいを予想していたのですが、語彙で間違えたのは想定外でした。
語彙に関しては、家庭学習では取り入れていなくて、読書する際に知らない言葉があったら辞書やタブレットで調べるようにしていました。今まで間違えてこなかったのは、たまたま知っている言葉だったようです。
四字熟語や、ことわざの他、〝原発〟とか〝農協〟とかの単語も勉強しておかないといけませんね。
確かに読書で出てきた言葉を調べるだけだと、抜けがボロボロありそうです。
語彙に関する対策も家庭学習で取り入れていこいうと思いました。
また家庭学習の国語は漢字だけやっていましたが、これからは読解力の対策も取り入れないと、成績が下がりそうな予感がしました。
今後は家庭学習でも読解力の対策を取り入れていこうと思います。
理科と社会の分析
理科と社会は今回、初めての全国統一小学生テストだったのですが、だいたい思っていたような得点でした。
普段の家庭学習時の観察や、マンスリーテストの結果から理科、社会のどちらが得意、不得意とかはなくバランス型だろうと思っています。
全国統一小学生テストの対策について
ここのところ、全国統一小学生テストの記事を連投し、教科ごとに対策の記事を載せていましたが、記事の内容通りに対策をやっていれば問題なさそうです。
教科別に簡単に対策を纏めると
- 算数・・トップクラス問題集&天才脳ドリル(空間把握)
- 国語・・予習シリーズ
- 理科・・公文の集中学習
- 社会・・公文の集中学習
上記の問題集、テキストで対策を取っていれば問題なく偏差値65は超えることは可能だと思います。
詳細は教科ごとの記事をご覧下さい。
算数
〝全国統一小学生テスト〟で時間的に一番タイトなのが【算数】になります。 問題の難易度の特徴としては、前半は非常に簡単な問題が続き、後半につれ徐々に難しくなっています。1問目と最終問題の難易度が全然違う構成になっています。しかし配点は前半も後[…]
国語
〝全国統一小学生テスト〟でマークシート方式(3年生以上)の影響を一番受けるのが【国語】になります。 他のテストだと漢字は書くことを求められますが、〝全国統一小学生テスト〟はマークシート方式なので漢字を書くことはありません。 文章問題も同様で[…]
理科
スタッフから「なんで全国統一小学生テストが終わった直後に、テスト対策の記事を書いてるんですか?タイミングを考えて下さい。」と愚痴を言われているのですが、算数、国語と記事にしてきたので、今回は〝全国統一小学生テスト〟の【理科】について解説し[…]
社会
今回は〝全国統一小学生テスト〟の【社会】の傾向&対策を解説します。 【社会】の配点は理科と同様に100点満点です。150満点の算数、国語と比べると配点が低めに設定されています。テスト時間は4年生で20分、5,6年生で25分と短い設定[…]
我が家の反省点としては、国語の対策を漢字しかやっていなかったことです。記事の内容通り、予習シリーズをやり込んでおけば、語彙の3問は間違えることはなかったと思います。
最後に
〝全国統一小学生テスト〟の結果は、今後の学習方針の道しるべとしての目的しかありません。
テストの点数に一喜一憂するのでなく、間違えた箇所を把握、分析し、今後、どのような方針で学習していけば良いのか考えていけば良いのだと思います。
本日、全国統一小学生テストが実施されました。 学習意識が高いお子さんたちが全国各地で一斉にテストに挑みました。 中学受験は小学生の競争ですが、親御さんたちの想いも色濃く反映されます。 本日の〝全国統一小学生テスト〟の結果(自己採点含む)を見[…]
我が家の場合、〝国語の語彙&読解力〟というウィークポイントが今回のテストで発見出来たので、意義のあるテストだったと思います。
語彙に関しては、知識の問題なので取り組みやすい課題ですが、読解力に関しては少々骨が折れる課題ですね。
色々、対策を考えて実践してみます。読解力に関しては苦戦しているお子様も少なくないと思いますので、効果がありそうな対策が見つかりましたら記事にしたいと思います。
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